2024
05.31

メーガン妃のナイジェリア訪問がダイアナ妃との比較を呼び、ウィリアム皇太子の怒りを買う

国際政治, 歴史

ヘンリー王子とメーガン妃が5月10日から3日間のナイジェリア訪問を行った際、メーガン妃の装いがダイアナ妃を彷彿とさせたことから、2人の比較がなされ物議を醸している。これに対し、ウィリアム皇太子は「極めて下品で不快だ」と激怒しているという。

ダイアナ妃を思わせるメーガン妃のファッション

ナイジェリア訪問中、メーガン妃はシンプルな金のネックレスやダイヤモンドの十字架など、ダイアナ妃が愛用していたようなジュエリーを身に着けていた。これが、亡きダイアナ妃との比較を呼ぶ結果となった。

しかし、一部の王室専門家は、メーガン妃の着用したジュエリーがダイアナ妃のものではないと指摘している。

ウィリアム皇太子の怒り

内部関係者によると、ウィリアム皇太子はメーガン妃がダイアナ妃と比較されることに強い不快感を示しているという。

ある情報筋は、ウィリアム皇太子について次のように語った。

「ウィリアム皇太子は、ヘンリー王子から母親の遺産を祝う権利を奪うことは望んでいません。しかし、メーガン妃が現代版ダイアナ妃のように振る舞っていることに激怒しているようです。彼はそれが『極めて下品で不快だ』と感じているだけでなく、妻のキャサリン皇太子妃にとっても不快だと感じています」

また別の情報筋は、ウィリアム皇太子がダイアナ妃を「唯一無二の存在」と捉えており、メーガン妃との比較を「馬鹿げている」と考えていると指摘した。

「メーガン・ショー」と揶揄された訪問

メーガン妃のナイジェリア訪問は「メーガン・ショー」などと揶揄され、様々な批判を浴びた。

ファッションや振る舞いがダイアナ妃と比較されたことで、ウィリアム皇太子の怒りを買う結果となったようだ。

二人の王妃の比較が問題視される理由

ダイアナ妃の特別な存在

ダイアナ妃は、その美貌とファッションセンスから「プリンセス・オブ・ピープル」と称され、世界中から愛された存在だった。

ウィリアム皇太子とヘンリー王子にとって、母親は特別な存在であり、他者と比較されることを好まないのは当然といえる。

メーガン妃のイメージ戦略への疑問

一方、メーガン妃がダイアナ妃を意識したファッションを選んだことについては、イメージ戦略ではないかとの見方もある。

王室を離脱したメーガン妃とヘンリー王子にとって、ダイアナ妃の人気にあやかることは、自身の存在感を示す上で有効な手段となり得る。

しかし、そうした戦略的な振る舞いが、ウィリアム皇太子の反感を買ったのかもしれない。

ウィリアム皇太子とヘンリー王子の確執

母の遺産をめぐる対立

ウィリアム皇太子は、弟のヘンリー王子がダイアナ妃の遺産を祝う権利を奪うつもりはないと伝えられている。

しかし、メーガン妃の振る舞いが、ダイアナ妃の遺産に影を落としかねないとの懸念もあるようだ。

王室離脱後の関係悪化

2020年にメーガン妃とヘンリー王子が王室を離脱して以降、ウィリアム皇太子との関係は悪化の一途をたどっている。

ヘンリー王子夫妻のインタビューなどで、王室内の人種差別が告発されたことも、両者の溝を深めた。

ナイジェリア訪問をきっかけとした、ダイアナ妃との比較問題は、そうした兄弟の確執に拍車をかける可能性がある。

まとめ

メーガン妃のナイジェリア訪問中のファッションが、ダイアナ妃との比較を呼び、ウィリアム皇太子の怒りを買った。

ウィリアム皇太子はダイアナ妃を特別視しており、メーガン妃との安易な比較を不快に感じているようだ。

一方、メーガン妃の振る舞いには戦略的な意図があるのではないかとの見方もある。

ダイアナ妃をめぐる兄弟の確執は、王室離脱後も続いており、両者の関係修復は容易ではないだろう。

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