2020
05.01
05.01

新型コロナウィルス(COVID-19)について症状の特徴と感染、入院まで
いただいた情報を一部修正し作成しています。(2020/05/01現在)
新型コロナウィするについては
- 漠然と怖がらないで、きちんと理解して適切に怖がろう
- 空気感染ではない
- 「接触」「飛沫」「人のしゃべる唾液」のキーワードに注意
- お互いがマスクをしていれば基本的に感染しない
症状の特徴
- コロナウイルスは7〜10日でピークを迎える。
- 最初に倦怠感が顕著に出る
- 頭痛がほとんどの人で出現
- 下痢(回数は多くない)
- 途中から味覚と共に嗅覚も全くなくなる人が半分位いる
- 発熱
軽症:微熱がだらだらと続く
中症:39度台くらいまで上がる
重症:38度以上がずっと続く - 一旦7日目くらいにおさまり、その後再び症状が出る
- 1日の内に症状の変動がある
- 咳や痰はあまり多くない(印象)。
- 若くても息切れが出てくる
- 喘息や喫煙歴、糖尿病があると重篤化しやすい
- 肺炎像は両肺に淡い影がはっきりと出る
(CTスキャンがおすすめ。レントゲンよりCTスキャンでしか読影できないことがある)
現在の治療例
- 明確な原因、治療薬がない現在、対症療法のみである。
- 発熱、頭痛:カロナール(カロナールは400〜500mgを3回まで、イブやロキソニン等、抗生剤は基本的に効かないので飲まない)
- 咳:デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
- 痰:カルボシステイン
- 下痢:整腸剤(ミヤBMなど)
- カロナールは400mg〜500mg/回 3回まで
PCR受けるまでの流れと結果
- 発熱と上記症状があった場合保健所に電話をする(2時間繋がらないとか丸2日間繋がらないという現状がある)。繋がらなかったら他の近隣地域の保健所に電話をする。
- 経過観察と言われることが多い様ですが、そんな時はかかりつけの病院にまず電話をしてから受診をする。だいたい「上の薬」か医師によっては「抗生剤」を出して自宅待機となる。
- 解熱しない、もしくは症状が消失しない場合は遠慮なく保健所にもう一度電話をする。
- PCRの検査を受ける場所を指定された場合は、病院や検査所から直接電話がかかって来るので受診の日時を聞く。
- 保健証と現金を持って検査所へマスクをしていく。
(料金は1,000円程度。CTスキャンなどを撮影すると6,000円程かかる) - 薬が必要であれば依頼して帰宅(帰宅は交通公共機関を使わない様にする事)。
- 翌日、保健所が検体を持って行く(今、検査が立てこんでいて5日間位かかる)。
- 自宅で呼吸苦が出たら保健所に電話をする(万が一繋がらなくて危険を感じたら、迷わず「救急車」を呼ぶ)。
- 症状が落ち着いたら、再度のPCR検査は無く、2週間後から普通の生活になる方向(家族も2週間同じ対応をする事)。
感染場所の印象
- 居酒屋や外食店のホールスタッフの手かもしれない(毎回手指消毒していなければウイルスのついたお皿をさげて次の人のお皿を運んでいる可能性が十分あります)。
- ライブハウス系の人がよく来院する。
- 陽性の出た人の家族はほぼ全員が陽性となっている。
- 孫が祖父祖母宅に遊びに行って濃厚接触をするパターン。
- 病院関係のクラスター、その家族や、それらの人と接触した人。
入院となった場合
- 指定病院がなかなか空いておらず、医師が電話して探し回る場合が多い。
- 入院が決まるまで患者は待機で家族が荷物をまとめて持ってくる。
- 入院したら面会は一切禁止。現金、持参薬も一切持ち込み禁止。
- 患者は病室の中から出ず、対症療法。
- 呼吸状態が悪化したら、ICUで気管挿管し人工呼吸器をつける。患者の免疫力で回復を待つ(悪化しても回復する患者もいる)。
- 万が一のことがあった場合は最後まで家族に電話をして状態を伝え、火葬してから遺族に遺体を返す。
- 入院になった時点で軽症化するまで一切誰とも会えず、そして重症化したらそのまま亡くなるケースがある。
- 軽症になったらすぐに専用の移送の車でホテルへ移動して療養。結構これは早い段階でスムーズに対処される(新患者や重症者のベッド床を確保するために)。
感染しないためのヒント
- 口からの感染が一番多いと思われるので、食べる前、ドアノブなどどこも触らない状態にしてから、爪や指と指の間までしっかり手を洗う!
- 1日8時間睡眠(睡眠を十分にとる)
- 現金は一切触らず電子マネーを活用する。
- クラスターになっている場所や病院はできる限り行かない。
- 携帯電話は食事中は触らない。帰宅後はまず第一に消毒してから家に持ち込む。
- マスクの表面は絶対に触らない(マスクは基本1枚/日)。
- ポケットにしまった手は汚染されていると認識する
- タクシーには極力乗らない(新型コロナ患者はタクシーでの移動が多い)。
後書きとして
2020年1、3月の3連休で陽性となった患者のPCR検査は山を超えてから実施されている。若い人が多く軽症が多い。若い人の感染後、その家族が続々ときて陽性になっている場合が多かった。高齢者にうつり、重症な肺炎も多々見られるようになった。その後、クラスター本人とその家族も一気に陽性となった印象。陽性になった患者の同居人はだいたいうつるので適切な隔離方法が指導されちる。
日本は他国よりだいたい2週間程、対策や実行が遅れている印象がある。お金の心配も絶対あると思います。ですが、目先のことより、今ぐっとこらえることが大事な命を救ってくれます。

コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。