去年５月、北海道帯広市で同僚だった女性教諭を殺害した罪で裁かれている男が、犯行時の心情について語りました。その一部始終は、人間の私利私欲を垣間見るものであり、読む者の生活に対しても考えさせられる内容です。
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去年５月、北海道帯広市で、同僚だった女性教諭を殺害した罪などに問われている36歳の元高校教諭の男の裁判で、同意殺人を主張している男は、犯行時の心情について「この人から逃げたい、死にたい、その一心でした」などと語りました 去年５月、北海道帯広市で、同僚だった女性教諭を殺害した罪などに問われている36歳の元高校教諭の男の裁判で、同意殺人を主張している男は、犯行時の心情について「この人から逃げたい、死にたい、その一心でした」と語りました。[^1^]。
片桐朱璃（しゅり）被告36歳は、帯広市の高校教諭だった去年５月30日、パチンコ店の駐車場の車内で、北見市の教諭、宮田麻子さん（当時47歳）の首をシートベルトで締めて殺害した上、遺体を市内の雑木林に埋めた殺人と死体遺棄の罪に問われています[^1^]。
片桐被告と宮田さんは、同年３月までオホーツク地方の高校の同僚で、それぞれ妻、夫、子どもがいましたが、2018年から男女の交際関係にありました[^1^]。
11日の初公判の罪状認否で、片桐被告は「やったことについては、間違いありません。ですが、相手の同意があったと認識しています」と、量刑の軽い同意殺人だったと主張しました[^1^]。これに対し検察は「宮田さんは、自分と一緒に死ぬことを前提に承諾したが、被告人は死ぬつもりがないのに、あるように装って殺害した」と指摘[^1^]。
この事件は人間の私利私欲を垣間見るものです。男女の関係に偽りがあったことが裁判で明らかになりました。男は「この人から逃げたい、死にたい、その一心でした」と話していますが、相手の同意を装って犯行に及んだとされています[^1^]。
この事件を読んで、自分自身の生活について考えさせられる人も多いことでしょう。私利私欲にとらわれず、他人の幸せを考え、誠実に生きることの重要性を改めて感じさせられる出来事です。
【参考資料】
[^1^] Yahoo!ニュース: https://news.yahoo.co.jp/xxxxxx (アクセス日:2023年7月15日)
