バングラデシュで旅客列車と貨物列車が正面衝突、少なくとも17人死亡100人以上負傷

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2023年10月23日、バングラデシュで旅客列車と貨物列車が正面衝突

写真はイメージです

2023年10月23日午後、バングラデシュの首都ダッカから北東約50kmに位置するキショルガンジ地区バイラブで、旅客列車と貨物列車が正面衝突する大惨事が発生しました。この事故で、少なくとも17人が死亡、100人以上が負傷したと報じられています。

事故が起きたのは、ダッカ行きの旅客列車がバイラブ駅に停車中、信号を無視した貨物列車が突っ込んできた時でした。衝撃で旅客列車の車両が数両横転し、多数の乗客が閉じ込められる状況となりました。

救助活動が進むもさらなる死者増加が懸念される

現場では医療班などによる救助活動が進められていますが、横転した車両への接近が困難な場所もあり、救出が遅れているのが現状です。車内に取り残された乗客の安否確認もできておらず、死傷者数の増加が避けられないとみられています。

負傷者に対しては、周辺の病院で治療が行われていますが、負傷者の数が多く対応に追われている状況だと伝えられています。

原因究明と再発防止が課題

バングラデシュの当局は、事故原因の調査を速やかに行うとともに、負傷者への医療支援、遺族への補償に全力を尽くす方針です。

事故を起こした貨物列車の運転士が信号を無視した可能性が指摘されており、詳細な事実関係を早急に解明することが重要となります。動力付き車両の運行管理の甘さが事故を招いたとすれば、安全対策の見直しが迫られる事態です。この痛惨な事故を教訓として、バングラデシュの鉄道の安全性向上につなげることができるかが問われています。

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