03.13
ましてや日本以外にも花粉症は存在する
既に花粉症の時期は相当過ぎておりまっただ中だが、友人が、シンガポールに逃げれば花粉症にならないというので、チョット調べてみた。実は、シンガポールにもアメリカにも花粉症は存在する。ただ、それに気づかないというか、その花粉が自分にとって問題ないからだ。花粉症になってしまうかどうか、要は、何に対してアレルギーがあるかで決まるので、有名な「杉花粉」以外でも、花粉症には十分なるし、気をつけなければいけない。
「杉花粉」以外にも、花粉症の原因となる花粉の種類が多く存在するのは、皆さんもご存じだろう。
日本の主な季節毎の花粉の種類
春
- スギ(2~4月)北海道を除く全国
- ヒノキ(3~5月) 関東以南
- ネズ(4~5月) 北海道を除く全国
- シラカンバ(4~5月) 関東以北
- ハンノキ(1~6月) 全国
- オオバヤシャブシ(3~4月) 関東
- コナラ(4~5月) 全国
- リンゴ(4~5月) 主に東北
夏
- カモガヤ(4~7月) 全国
- オオアサガエリ(4~7月) 全国
- ハルガヤ(4~7月) 全国
- ホソムギ(4~7月) 全国
- スズメノカタビラ(3~5月) 全国
- スズメノテッポウ(3~5月) 全国
秋
- ヨモギ(8~9月) 全国
- ブタクサ(8~10月) 全国
- オオブタクサ(8~10月) 北海道を除く全国
- カナムグラ(8~10月) 全国
- ヒメスイバ(5~6月) 全国
- ギシギシ(5~8月) 全国
- カラムシ(9~10月) 北海道を除く全国
冬
基本無し
そして海外
さて、友人に海外逃亡を聞き、「シンガポール」と言うことだ。シンガポールには花粉症は無いのかと、ググってみると、確かに花粉症は無いというのが多くの意見だった。が、しかし海外といえども花粉は舞うでしょう?だから、シンガポールにだって花粉症はあるだろうと更に泳いでみた。その結果、実はシンガポールでも花粉は舞うのである。それは、「マンゴー」。花粉症と言うよりは、マンゴーを食べることでのアレルギー症状のケースが多いようですけれどね。マンゴーの花の花粉で症状の出る人も居るようです。他にもシンガポールだと、ココナッツの花粉や、それ以外には湿気がかなりあるので「カビ」、土ぼこりによる花粉症に似た症状が出る場合もあるらしい。
シンガポールを含む、東南アジアには、花粉症は無いと言われているので、今回特にググってみたのだが、それ以外の海外地域では基本的に花粉症は存在する。
以下は、
世界三大花粉症と世界の花粉飛散カレンダー トリップアドバイザーのインフォグラフィックスで世界の旅が見える: “世界三大花粉症と世界の花粉飛散カレンダー”
アメリカでは、「ブタクサ」が1900年頃から猛威をふるっているらしい。アメリカでは5~15% の人が、かかっていると言われる。日本でも「マッカーサーの置き土産」と呼ばれて一時期問題となったが、土地開発による 空き地の激減 などで、花粉飛散数が減り、発症率も低くなったようだ。
ヨーロッパでは、イネ科の花粉症が多い。広大な面積の家畜の肥料として欠かせないイネ科の牧草 カモガヤ が原因だそうだ。
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