2004
12.19
12.19

米:迷惑メールを発信した3社に10億ドル支払い命令
アイオワ州ダベンポート――アイオワ州の米連邦地裁は17日、大量の迷惑メール(スパム)を送った発信者3社に対し、計10億ドル以上の損害賠償金支払いを言い渡した。
他人事ではすまされない判決が言い渡された。米国のアイオワ州で大量のスパムメールを発信した3社に合計で10億ドルもの損害賠償の判決が出た。
訴えられた3社は、電話帳掲載などがなく、電子メールの問い合わせにも反応がない。公判にも出廷しないという会社なので組織的な犯行かもしれないけれど、ウィルスに感染してしまえば、ここまでひどくなくてもスパムメールを送り続けるようなことは起きるかもしれない。
判決は3社だけに賠償責任を負う形となったが、告訴は2000年に原告の顧客に対して計1000万通ものスパムを毎日送りつけた合計300社にも及んでいた。
今回の判決はアイオワ州の継続的不法行為法に基づいており、スパム・メール1通につき賠償金10ドルを請求する権利を規定したものだ。また新たに新設されたRICO法が、この賠償金の上限をさらに引き上げたらしい。
怖いっすねえ~。
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パソコン・携帯電話ユーザーのための迷惑メール撃退法 鳥羽 賢 エムディエヌコーポレーション |
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