2004
09.21
09.21
新手の架空請求が急増、無視続けると敗訴になる
心当たりのない請求書が突然送られてくる「架空請求」が急増する中、「少額訴訟」など訴訟制度を悪用した新手の被害が出ていることが十六日、分かった。請求書を放置すると訴訟を起こされ、無視を続けると欠席裁判で敗訴してしまう。弁護士らは、架空請求対策の鉄則である「無視」を逆手に取った悪質な手口として、注意を呼びかけている。十七日には、訴訟を起こされた男性が、「身に覚えがない」として、逆に慰謝料など損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こす。
昨今、オレオレ詐欺のような大胆な事件以外に、「架空請求」による事件が増えている。
得体の知れない架空請求に対しては「無視」することが今までの前提だったが、今後は、「どこから来ているか?」によって、対応する必要があるようだ。
ポイントとしては、今までの単に訳のわからない会社が架空請求を送付してくるのではなくて、「督促状を内容証明で送付してくる」という点だ。新しい手口に対して、無視すると簡易裁判所から少額訴訟の訴状と、口頭弁論の期日を記した呼び出し状が届く、というものだから困ったものだ。
訳のわからない人、個人からの請求「無視」
裁判所、弁護士からの手紙「要注意」→わからなければ「消費者センター」に聞く
ということが良いようです。注意しましょう。
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