封印作品の謎 安藤 健二 太田出版 |
「ウルトラセブン」12話、「ブラック・ジャック」41話…。これらは作品内容にクレームがつき、制作サイドが完全に封印してしまったもの。著者は公には絶対に日の目を見ない作品を掘り起こし、当時の関係者をどうにか探しだしては突撃取材で封印の真相を明るみにしていく。(2004.11.12掲載)
ウルトラセブンの第12話は、原爆関係を題材に使ったため、周りからクレームが発生し、制作サイドが自主的に封印して時はだいぶたった。僕は恐らく見たことがあるのだろうけれど、記憶に残っていない。その後は見たことが無く噂だけが続いている。本体の映像はなかなか出てこないが、その作品に関するエピソード本が出た。他の封印された作品、ブラック・ジャックの第41話も語られているようだ。
それにしても、いい加減、本物を見たいものだ。裏では出回っているようだが、どことするのかわからないが、和解していただき、僕たちの目の前に普通の作品として登場して欲しいものだ。
これが被爆星人ことスペル星人である。
全身の至る所にケロイド状のやけどがあるが、このことが実際の被爆者に直接繋がるかと言えば、そんなことはないと思うのだが。
ついでなので、封印されたウルトラセブンの第12話の記事を見つけたので、ちょっとリンクしておきます。
(2004-12-09)