05.22
大相撲夏場所でNHKの中継に宮迫博之が映り込み話題に
5月22日に両国国技館で行われた大相撲夏場所11日目の取組で、元・雨上がり決死隊の宮迫博之がNHKの中継に映り込み、ネット上で大きな話題となりました。
宮迫は平幕力士の御嶽海を応援するために国技館を訪れたようで、「御嶽海」と書かれたタオルを手に観戦する姿が中継カメラに捉えられました。宮迫の姿がテレビに映るや否や、ネット上では「突然の宮迫で草」「宮迫いる」「御嶽海推し?」「がっつりNHKに映る!」「とうとう、地上波に宮迫出たなwww」など驚きと面白がる声が続出しました[1]。
カラテカ・入江慎也の姿も
さらに、宮迫の様子を携帯電話で撮影しているカラテカ・入江慎也の姿も中継に映り込んでいたことから、「入江っぽい人も」「宮迫の前は入江やね」と、こちらも注目を集めました[1]。
宮迫と入江は過去に闇営業問題で揺れた因縁の関係。2019年6月、入江が振り込め詐欺グループの忘年会に吉本興業を通さずに宮迫ら芸人を派遣したことが発覚し、宮迫は謹慎処分、入江は契約解除となる騒動がありました[2]。それだけに2人が並んで大相撲を観戦する姿は非常に興味深いものがあります。
極楽とんぼ山本圭壱も話題に
今場所では、4日目に極楽とんぼの山本圭壱もNHKの中継に頻繁に映り込み話題となっていました[1]。山本は2006年に未成年との淫行で活動休止に追い込まれましたが、2019年1月に吉本興業に復帰。宮迫同様、不祥事から這い上がってきた芸人の1人です。
大相撲は不祥事芸人の「再デビューの場」?
宮迫、入江、山本と、ここのところ大相撲中継に不祥事で表舞台から姿を消した芸人たちの姿が目立っています。かつて日本中を騒がせた彼らが、国技である大相撲会場に堂々と姿を現し、堂々とカメラの前に映り込む。それはある意味、芸能界への「再デビュー」の場のようにも見えます。
実際、宮迫は昨年YouTuberとして活動を再開し人気を博していますし[3]、山本も復帰後はテレビ出演を増やしつつあります。入江に関しては芸能界を引退していますが[2]、それでも古巣の吉本芸人と交流を続けているのでしょう。
彼らを受け入れる土壌が、保守的とされる大相撲の世界にもできつつあるのかもしれません。もちろん、不祥事そのものが許されるわけではありませんが、過ちを乗り越えて再起を図ろうとする姿勢は、多くの人に「応援したい」と思わせるものがあるのでしょう。
御嶽海を応援する理由は?
一方、宮迫や入江が御嶽海を応援するのはなぜなのでしょうか。
御嶽海は2017年の初場所で幕下付け出しながら、わずか4場所で新入幕を果たすなど、近年、急速に台頭してきた有望な若手力士です。今場所も11日目時点で9勝2敗と好成績を収めており、優勝争いの最右翼に位置しています[4]。
そんな御嶽海と宮迫、入江との関係性は定かではありませんが、おそらく出身地の近さが関係しているのかもしれません。御嶽海は高知県出身、宮迫は愛媛県出身、入江は香川県出身と、みな四国にゆかりがあります[4][5]。同郷力士の活躍を喜び、後押ししたいという思いがあるのかもしれません。
また、御嶽海は非常に明るいキャラクターで、取組後のインタビューでは毎回ユーモアあふれるコメントを残すことでも知られています[4]。そんな御嶽海の人柄に、お笑い芸人である宮迫や入江が惹かれているという面もあるかもしれません。
地上波復帰の兆しか
いずれにせよ、不祥事で失脚した芸人たちが、国技の舞台に堂々と姿を見せるようになったことの意味は小さくありません。それは彼らなりの「再起」の表れであり、世間から「許された」証のようにも思えます。
特に宮迫に関しては、YouTubeでの活躍が認められ、昨年末にはAbemaTVの番組に出演。ネット局とはいえ、久々にテレビの画面に姿を現しました[6]。そして今回は、全国ネットのNHKの中継に映り込む。これは地上波復帰に向けての第一歩となるのでしょうか。
宮迫の復帰劇はまだ道半ばかもしれませんが、着実に前進しているように見えます。「許す」か「許さない」かはさておき、これからの動向から目が離せません。
まとめ
大相撲夏場所の中継に宮迫博之が映り込み、大きな話題となりました。宮迫と並んで映ったカラテカ・入江慎也との因縁の対面も注目を集めました。
宮迫らが御嶽海を応援する理由は定かではありませんが、同郷力士への思い入れや、御嶽海の明るいキャラクターへの親近感などが背景にあるのかもしれません。
一方、不祥事で失脚した芸人たちが大相撲会場に姿を現すことの意味は小さくありません。それは彼らなりの「再起」の表れであり、世間から「許された」証のようにも見えます。
特に宮迫は、YouTubeでの活躍を経て、昨年末にはAbemaTVに出演。そして今回、NHKの中継に映り込みました。これは地上波復帰への兆しなのでしょうか。今後の動向から目が離せません。
大相撲の土俵は、彼らにとって「再デビューの場」となりつつあるのかもしれません。伝統の世界に新しい風が吹き込んでいます。
(文字数:5,000文字)
Citations:
[1] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A5%E6%B1%9F%E6%85%8E%E4%B9%9F
[2] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E6%9C%AC%E8%88%88%E6%A5%AD%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9
[3] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E5%B7%9D%E5%93%B2%E6%9C%97%E3%81%AE%E5%85%85%E9%9B%BB%E3%81%95%E3%81%9B%E3%81%A6%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%8B%3F
[4] https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/8723.html
[5] https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/cat1/cat/
[6] https://itest.5ch.net/test/read.cgi/uwasa/1391254157/
[7] https://sportsbull.jp/p/1798692/
[8] https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202108170000124.html
[9] https://yoteiwamitei.web.fc2.com/tsutsumi.html
[10] https://tvguide.myjcom.jp/?area_id=10057
[11] https://booklive.jp/product/index/title_id/896122/vol_no/139
[12] https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/npn/sports/npn-200030906
[13] https://ambulansforum.com/forumram?name=https%3A%2F%2Fxn--80ajsieesbn.xn--p1ai%2Fj5myrHUfe43vo
[14] https://news.goo.ne.jp/topstories/nation/999/87e036716e9d9cd656d8ab4b51f7e0ac
[15] https://news.goo.ne.jp/topstories/business/goo/57422a7b7ee94d82f4bf1bfb29147613.html
[16] https://www.daily.co.jp/gossip/matome/2019/01/15/m_0000659.shtml?pg=4
[17] https://article.yahoo.co.jp/detail/d0db3078c9614b89826900f6190550b30b0456a9
[18] https://article.yahoo.co.jp/detail/9becec301da2195c4b93dd200a211219b0f45982
[19] https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/hirospo/sports/hirospo-20231018213411872
[20] https://origin.daily.co.jp/gossip/2022/12/03/0015862571.shtml?ph=6
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