食わず嫌いのサラ・ジェシカ・パーカーでしたが、結構いいかも。
不動産経営社長のNewYorkセレブのメリル(サラ)と弁護士のポール(ヒュー・グラント)はポールの浮気が原因で別居中。ポールはやり直すためにいろいろ手を尽くすが効果なし。やっと誘った夕食の帰りに殺人事件を目撃、以降犯人に狙われるはめに。
FBIは二人の安全のために『承認保護プログラム』を実施。追手から逃れるためにオレゴンの片田舎に二人は送られる。保護者の保安官宅で1週間を過ごすことになるが、いろんな体験をするうちに・・・。まぁ、あとはラブコメの王道。
なんかの映画(ドラマ?)で承認保護プログラムってのは過去を消して、家族とも一生あえず別人になるって展開だったのに、今回はいちおう別にID作って身を隠すだけ。
ヒュー・グラントは見るたびにおじさんになっていきますなぁ。この年になっても同様の映画に出続けるのはすごいね。というか他の映画に出れない(話こない?)のでは。息切らして走るハリー・キャラハンや走れないインディ・ジョーンズなどのアクションじゃないので大丈夫か。
今回の収穫はサラ・ジェシカ・パーカー。『セックス・アンド・ザ・シティ』はサラを含めてこんな映画は絶対見ないと思ってたし、SATCもどんな話か全くしらない。好きなジャンルの女優じゃないなと思ってましたが、実際には最初からなんの抵抗もなく、彼女はかわいらしい高めの特徴ある声なのですが、時間がたつにつれて、サラという女優をいい感じに(個人的には)変えていきました。
SATCみてもいいかもという感じに。
ラブコメの期待を裏切らない展開で安心してみれます。
ストーリーにはひねりないですけどねぇ。