イラクの首都バグダッドの日本大使館は28日未明(日本時間同日朝)、バグダッドの南約30キロで現地時間の27日、日本人ジャーナリスト2人の乗った車両が襲撃された可能性が高いことを明らかにした。
外務省などに入った情報を総合すると、2人はバンコク在住の日本人フリージャーナリスト、橋田信介さん(61)と、小川功太郎さん(33)とみられる。28日未明現在、2人はバグダッドのホテルに戻っておらず、所在不明。
またしても日本人が襲われた。今度は人質としてではなく、車が炎上していることから攻撃の可能性。また、09:00時の段階では被害者の安否に暗い予測がされている。続きは続報で伝えます。
(2004/05/28 16:00)→
フリージャーナリストの橋田信介さんらと同行していた通訳の妻は28日、朝日新聞の電話取材に対し、「昨夜(27日夜)、(襲撃事件が起きた)マフムディヤの病院に行き、遺体安置所で日本人2人の遺体を見た」と語った。
(2004/05/28 16:30)→
バグダッド南方のマハムディヤの病院当局者は28日、2遺体を同病院に安置していると述べた。一緒に収容された運転手の話から、遺体は日本人と判断しているという。ただ、2遺体は損傷が激しいため、身元確認には時間がかかるとの見方を示している。