2012
03.01

ソフトバンクのプラチナバンドに期待

IT・デジタル

総務省はソフトバンクへの900MHzのプラチナバンド割り当てを決定した。プラチナバンドとは建物の壁があっても電波が届きやすいと言われる帯域の事。既にdocomo、auは取得済み。唯一、その帯域を与えられていなかったソフトバンクがよく電波が繋がりにくいと不満を言われて来たのはこのせいでもある。

おそらくソフトバンクは夏以降にもこの帯域を既存の帯域と合わせて使い始めると思う。あのdocomoでさえ、スタートフォンの増加で繋がりにくい現象が発生しているが、逆にソフトバンクは使える帯域が増える事が強みとなる。繋がりにくいソフトバンクは撤回されていくだろう。

今回の帯域は以前からソフトバンクが取得している帯域のすぐ下の帯域なので技術的にもハードウェア的にも増強しやすい。他社は利用帯域が飛び飛びなので、この部分もソフトバンクにとってはラッキーである。

ソフトバンクはプラチナバンドの申請以外にも毎年明確にいくらのお金をアンテナ増強にかけて来た事、NHKが持っていた旧アナログ施設を買い取ったり、WILLCOMを買収しその回線を使って新しい技術である4G回線を開始するなど努力が目に見えているので、孫正義氏率いるソフトバンクをながめていきたい。

ちょいと修正。700-900MHz帯の電波は建物の壁をすり抜けるのでは無く、回り込む性質があるらしい。壁を突き抜けて中にいる人に電波を届きやすくするのでは無かった。

あと、報道によるとSoftBankはこのプラチナバンドを7月25日から利用開始すると発表した。

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