アスベスト飛散の恐れ広がる

 しばらく、他の事件に目が行っていたが、アスベストによる被害が検証され、多くの公共機関で危険な状態にあることがわかった。アスベストの怖さは、時が経ってから症状が現れるからだ。俳優、スティーブ・マックウィーンもアスベストで命を落としたと言われている。病院などでは一般の患者が足を踏み入れない場所のケースが多いが、学校などは恐らく体育館の天井など、スポーツで利用することが多いので心配だ。

中日新聞ホームページへようこそ

厚生労働、文部科学、総務、農林水産、環境の五省は二十九日、アスベスト(石綿)が飛散する恐れがある病院や学校など、所管する施設の数を公表した。厚労省は全施設名を、農水省も公的な施設名を明らかにした。東海三県では、文科省分が国立を除く公立学校(幼、小、中、高、特殊など)四十二校を含む九十一施設、厚労省分が病院や特別養護老人ホームなど五十九施設に上った。今後、五省は早急に対策を講じるよう求めるとともに、残る未調査施設の調査を急ぐ。

4532351812 Q&A これだけは知っておきたいアスベスト問題
安西 愈 日本経済新聞科学技術部

超ダイジェスト 早わかり「アスベスト」 ここが危ない!アスベスト―発見・対策・除去のイロハ教えます 石綿障害予防規則の解説 静かな時限爆弾 ノンアスベスト社会の到来へ―暮らしの中のキラーダストをなくすために
by G-Tools

Share this article

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です