07.22
「ドコモ 500万件超の個人情報流出 元派遣社員が不正に持ち出し」ひゃー!過去の情報漏洩事件をかき消すような事件ですね、これ。
ドコモ500万件超の個人情報流出、元派遣社員が不正に持ち出し
NTTドコモは、インターネット接続サービス「ぷらら」などで500万件を超える個人情報が流出したと発表しました。この問題の原因は、業務を委託していたグループ企業の元派遣社員が個人情報を不正に持ち出していたことが判明しました。
今年3月、NTTドコモは「ぷらら」と「ひかりTV」の利用者の氏名、住所、電話番号などの個人情報が最大で529万件流出した可能性があると発表しました。しかし、21日に行われた内部調査の結果、流出した個人情報は約596万件に上ることが判明しました。
調査によれば、流出した個人情報は主に「ぷらら」の利用者情報(約165万件)と「ひかりTV」の利用者情報(約431万件)で占められています。これは、両方のサービスを契約しているユーザーの情報も含まれているためです。
「ぷらら」の情報には、氏名、住所、電話番号、フレッツ回線ID、お客さま番号の一部が含まれていました。一方、「ひかりTV」では、これに加えてメールアドレスや生年月日なども流出していました。対象サービスには、ひかりTVショッピング、ひかりTVミュージック、ひかりTVゲーム、ひかりTVブックも含まれています。
NTTドコモは、個人情報が流出した顧客に対して順次メールや郵便物で連絡する予定です。ただし、現時点では流出した情報の不正利用は確認されておらず、補償については検討中とのことです。
元派遣社員が個人情報を不正に持ち出したことは、3月30日に行われたネットワーク監視で発見されました。直ちにフォレンジック調査が実施され、データ抽出や通信記録、活動記録の調査が行われました。さらに、関連するデバイスや元派遣社員自身へのヒアリングが行われ、持ち出された可能性があるファイルが特定されました。また、事件の捜査にも警察が協力しました。
NTTドコモは今回の事件を受けて、業務用のパソコンを不必要なネットワークに接続できないようにするなど、管理体制の強化を図る方針です。
このような個人情報流出事件は、ユーザーに多大な迷惑と心配を与えるものです。NTTドコモは「お客さまに多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」とコメントしています。今後、同様の不正行為が発生しないよう、NTTドコモは個人情報の取り扱い業務の点検と個人情報管理体制の強化に取り組む予定です。 [1][2]
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。