2023
07.20

市川沙央氏が第169回芥川賞を、「ハンチバック」で受賞。第169回直木賞を垣根涼介氏と永井紗耶子氏が受賞

アート

市川沙央氏
Source: static.tokyo-np.co.jp

第169回芥川賞・直木賞の授賞式が東京都内で行われ、芥川賞には市川沙央氏(43歳)の「ハンチバック」が選ばれ、直木賞には垣根涼介氏の「極楽征夷大将軍」および永井紗耶子氏の「木挽町のあだ討ち」が選出されました。

  • 市川沙央氏は14歳から機械を使い始め、20年以上の間にライトノベルの作品を創作し続け、初めての純文学の作品「ハンチバック」がデビュー作となり、芥川賞を受賞しました。
  • 作品は背骨の曲がりと医療装置の依存が強く描かれている一方で、健常者の生活に対する皮肉な見方をユーモラスに表現しています。
  • ハンチバック」を書き始めたきっかけは、「私が強く訴えたいことがあったからです。こういった場に立たせていただけることは非常に喜ばしいことであり、感謝しています」と市川氏は語っています。
  • 直木賞の受賞作は、垣根涼介氏の「極楽征夷大将軍」と永井紗耶子氏の「木挽町のあだ討ち」です。
  • 垣根氏の「極楽征夷大将軍」は、足利尊氏の半生を描いた歴史巨編で、過去に2度、直木賞候補となっていました。
  • 永井氏の「木挽町のあだ討ち」は、江戸時代のあだ討ちの真相に迫る作品で、以前にも文学賞を受賞していました。

以上、第169回芥川賞・直木賞の受賞者を紹介いたしました。それぞれの作品は、個々の困難を乗り越え、素晴らしい文学作品を創出したことにより評価されました。芥川賞は市川沙央さん、直木賞は垣根涼介さんと永井紗耶子さんに心からお祝い申し上げます。 [1][2]

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