2025
06.13

Elementorプラグインに重大なCSRF脆弱性「CVE-2025-5938」発見、全バージョン影響

06.【IT・デジタル】

脆弱性がElementorユーザーに緊急警報

Elementorの人気プラグイン「Digital Marketing and Agency Templates Addons」に、重大なセキュリティ脆弱性「CVE-2025-5938」が発見された。すべてのバージョンが影響を受け、早急な対応が求められる。


脆弱性の概要と影響

2025年6月13日、WordPressセキュリティ監視機関が「Cross-Site Request Forgery(CSRF)」脆弱性を公表。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、ユーザーの認証情報を不正利用可能だ。

詳細情報

  • 脆弱性名: CVE-2025-5938
  • 対象: Digital Marketing and Agency Templates Addons(全バージョン)
  • 影響: サイト設定の改ざん、データ窃取、悪意ある操作の実行
  • 発表時刻: 2025-06-13 11:57 JST(CVE公式)

影響規模

数百万のElementor利用サイトがリスクに晒されている。攻撃が成功した場合、サイトの完全な乗っ取りも可能だ。


ユーザーに求められる即時対応

開発者はパッチの準備を進めているが、現時点で公式パッチは未公開。以下の対策を直ちに実行すべきだ。

【速報ポイント】

  • プラグインの無効化:当該プラグインを一時的に停止。
  • セキュリティスキャン:Wordfenceなど信頼性の高いツールでサイトを検査。
  • バックアップ:サイトデータの最新バックアップを確保。
アクション推奨ツール実行タイミング
プラグイン無効化WordPress管理画面即時
スキャンWordfence, Sucuri24時間以内
バックアップUpdraftPlus毎日

今後の注目点

Elementor公式からのパッチ公開が急がれる。ユーザーは公式ブログやWordPressダッシュボードを定期的に確認する必要がある。セキュリティ専門家は「迅速な対応が被害を最小限に抑える」と強調する。


参考文献

[1] CVE, 「CVE-2025-5938: Cross-Site Request Forgery in Elementor Plugin」, (2025年6月13日), https://t.co/WcfBmnI6xD
[2] Vulmon, 「Elementor Digital Marketing Templates Addon Vulnerability」, (2025年6月13日), https://t.co/ohU4RItIMD


タグ: 速報, Elementor, CSRF, 脆弱性, CVE-2025-5938, WordPress, セキュリティ, プラグイン, 緊急対応, ファクトチェック

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。