2013
02.06
02.06
ダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群」
何か、話題になっているのでクリップ。
国内山口県内で2012年秋に初めて見つかった症例で患者さんは、亡くなられている。
重症熱性血小板減少症候群(severe fever with thrombocytopenia syndrome,SFTS)はブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類される新規ウイルス、SFTSウイルス(SFTSV)、によるダニ媒介性感染症だそうな。ここだけだと難しくて、どんなものなのか、わからないですねえ。
今回の患者さんは、海外渡航歴のない成人患者で、発熱、嘔吐、下痢(黒色便)の症状が出ていたらしい。入院当初はダニの症状は無かったけれど、最終的に四肢脱力および肉眼的血尿と多量の黒色便となり、全身状態が不良となり死亡された。
とても怖い症状ですが、予防策としては、以下の通り。
【予防策】
- ダニに咬まれないことが重要です。
- 草むらや藪など、ダニの生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し肌の露出を少なくすることが大事です。
- 屋外活動後にはダニに刺されてないか確認してください。
- 吸血中のダニに気がついた際には、できるだけ病院で処置してください。
- ダニに咬まれた後に、発熱等の症状があった場合は、病院へ受診してください。
お知らせ – ダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群」の症例確認について | 山口市:
この度、「重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome:SFTS)」の症例が山口県内において確認(患者1名:昨秋に死亡)されました。
(Via www.city.yamaguchi.lg.jp)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。