04.05
日本語のパーマリンクを自動的に英語に翻訳するWordPressプラグイン
日本語のパーマリンクを自動的に英語に翻訳するWordPressプラグイン
CN Translate Slugs】v.1.0.6
はじめに
日本語のWordPressサイトを運営していると、パーマリンク(URL)が日本語になることで様々な問題が発生することがあります。日本語のURLはSEO的に不利になりやすく、シェアする際に文字化けしたり、長くなりすぎたりする問題があります。
そこで今回紹介する「CN Translate Slugs」プラグインは、DeepL APIを使って日本語の投稿タイトルを自動的に英語に翻訳し、それをパーマリンクとして使用する機能を提供します。高品質な翻訳で、SEOに最適化されたURLを簡単に作成できます。
主な機能
- 自動翻訳: 投稿タイトルが日本語の場合、自動的にDeepL APIを使って英語に翻訳し、パーマリンクとして設定します。
- 高品質な翻訳: DeepL APIは非常に高品質な翻訳を提供するため、自然な英語のパーマリンクが生成されます。
- 柔軟な設定: タイトル変更時に自動的に再翻訳するかどうかを選択できます。
- 簡単なセットアップ: DeepL APIキーを設定するだけで、すぐに使い始めることができます。
- API接続テスト: 設定画面からDeepL APIとの接続をテストできるので、正しく設定されているか確認できます。
インストール方法
- WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選択
- 「CN Translate Slugs」を検索してインストール・有効化
- または、ZIPファイルをダウンロードして、管理画面からアップロードすることもできます
設定方法
- WordPressの管理画面から「設定」→「CN Translate Slugs」を選択
- DeepL APIキーを入力します(APIキーはDeepL APIから取得できます)
- 「API接続テスト」ボタンをクリックして、接続が正常に行われるか確認します
- 「自動再翻訳」設定を選択します:
- 「はい」: タイトルが変更されたとき、自動的にスラッグも再翻訳されます
- 「いいえ」: 一度翻訳されたスラッグは、手動で変更しない限り更新されません
使い方
設定が完了したら、特に操作は必要ありません。新しい投稿を作成すると、タイトルが自動的に翻訳されてパーマリンクとして使用されます。
例えば、「東京観光スポット10選」というタイトルの投稿を作成すると、パーマリンクは自動的に「10-best-tourist-spots-in-tokyo」のような英語に翻訳されます。
手動でパーマリンクを設定する場合
自動翻訳されたパーマリンクを使用したくない場合は、投稿編集画面の「パーマリンク」セクションで手動で設定することもできます。「自動再翻訳」を「いいえ」に設定している場合、この手動設定は保持されます。
技術的な詳細
このプラグインは以下の技術的特徴を持っています:
- DeepL API v2を使用して高品質な翻訳を実現
- 日本語の文字(ひらがな、カタカナ、漢字)を検出する正規表現を使用
- WordPress標準のフックを使用してパーマリンク生成プロセスに統合
- AJAXを使用したAPIテスト機能
まとめ
「CN Translate Slugs」プラグインを使用することで、日本語のWordPressサイトでも英語の最適化されたパーマリンクを簡単に実現できます。SEO対策としても効果的で、URLの共有もしやすくなります。
DeepL APIの高品質な翻訳により、自然な英語のパーマリンクが生成されるため、手動で翻訳する手間が省け、コンテンツ作成に集中できます。
ぜひ試してみてください!
よくある質問
Q: DeepL APIは有料ですか? A: DeepLには無料プランと有料プランがあります。無料プランでも月に50万文字まで翻訳できますが、商用利用の場合は有料プランが必要です。詳細はDeepLの公式サイトでご確認ください。
Q: 既存の投稿のパーマリンクも変更されますか? A: いいえ、プラグインを有効化しても既存の投稿のパーマリンクは自動的には変更されません。新しい投稿や、タイトルを変更する投稿(設定による)のみが対象となります。
Q: 英語以外の言語に翻訳することはできますか? A: 現在のバージョンでは日本語から英語への翻訳のみをサポートしています。将来のバージョンで他の言語もサポートする可能性があります。
Q: プラグインを無効化するとどうなりますか? A: プラグインを無効化しても、すでに翻訳されたパーマリンクは変更されません。ただし、新しい投稿では自動翻訳機能は使用できなくなります。
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