09.07

またまた、Synology NASでの挑戦! Mattermost
Mattermost
これは言わずもなが、Slackクローンのオープンソースプロジェクトだ。以前、VPSで立ち上げた。VPSと言うことは有償であった。オープンソース自体は無料なんだけれどね。
そこで、Synologyで立ち上げられれば完全に無償じゃん。
ってことでチャレンジしてみた。
Docker
いつもの様に、SynologyのDockerで、程よいMattermostを探す。Mattermostには有料版と無償版があるので無償版で探します。
今回はこれを使った。
「mattermost-preview」のlatestバージョンだ。インストールから立ち上げまでは簡単。例の如く、コントロールパネルのアプリケーションポータルでリバースプロキシの登録を忘れない様にね。プロキシと書くところを「プロシキ」と、どこかの国のスイーツと間違えそうになったという話はどうでも良いな。
さて、登録して起動まではできたのだが、使い始めてしばらくすると、
ズ〜っと
「Mattermostに接続できません。接続を確認してください。この状況がつづくようであれば、システム管理者にWebSocketポートを確認するように依頼してください。」
というエラーが画面上部に表示される。また、インストール直後で、使用言語を日本語に直せていない時点は英語で
「Please check connection, Mattermost unreachable. If issue persists, ask administrator to check WebSocket port.」
と、表示される。
ウェブ版だと表示はされるが使える。スマホ版だと、同様に画面上部に「接続中」というのが表示されていて、気分が良くない。
問題が、WebSocketとわかっているので、方法を探す。
WebSocket
Mattermostで使っている、WebSocketの情報を探す。
どうやら以下のHeader変数は定義する必要がある様だ。
proxy_set_header Host $http_host;
proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr;
proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for;
proxy_set_header X-Forwarded-Proto $scheme;
proxy_set_header X-Frame-Options SAMEORIGIN;
Synologyでは、コントロールパネル内のアプリケーションポータルの機能の中でリバースプロキシを設定する中で「カスタムヘッダー」として、WebSocketの環境変数を指定できる。
これらの変数を登録後にアプリケーションを再立ち上げすることで、エラー表示もされることなく順調に利用できる様になった。
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