04.19

今からでも聞きたい「4K」
巷では、4Kの解像度テレビが購入され始めました。
さて、「4K」って何?
とても綺麗に観ることの出来るテレビであることには間違いないが、じゃあ、「2K」って何?何となく、テレビの解像度(細かさ)だとはわかっていても、どれ位の解像度で、DVDやBlu-rayを観るにはどれが適しているのであろうか?
- 解像度とドット
一昔前というか、今でも観ている人がもしかしたら最も多いデバイスがDVDかもしれない。これとBlu-rayは、何が違うかというと画質の綺麗さだよね。その画質の綺麗さは何によって思うのかというと、解像度の違いだと思います。画像で言うところの解像度とは、縦と横のドットの細かさ。今のテレビはデジタル化されている。映像を横と縦に細かく切り刻んで映し出されている。この細かく切り刻まれた単位が、ドットと呼ばれいる。実はこのドットの数がどれ位あるかで勝負しているわけです。
- 画面の大きさと解像度
もう一つ、書いておこうと思うのが画面の大きさと解像度についてです。最近のテレビは画面が大きいですよね。40インチはそろそろ当たり前なのかな。50インチ、60インチ、中には100インチの画面を持っている強者(つわもの)もいるかも。さて、画面が大きいと綺麗に見えるかと言うことです。実は、画面が大きいだけでは綺麗になりません。何故ならほとんどの場合、画面が大きくなっても解像度が同じだからです。つまり、画面を構成している縦と横のドットの数が同じだと細かくならず、大きい画面を近くで見えるとぼやってしまうからですね。
- DVDとBlu-ray
さて、Blu-rayの方がDVDより綺麗だと言うことはご存じですよね。それは、Blu-rayの映像の方がDVDより細かな情報(ドット)で作られているからです。ちなみに、どれ位のドットで作られているかというと、
DVDは、横 720 x 縦 480のドットで構成されています。
Blu-rayは、横 1920 × 縦 1080のドットで構成されています。
やはり、Blu-rayはDVDより画質が2倍程度あるわけですね。綺麗に見えるはずです。
- 4K(横 3840 × 縦 2160)
いよいよ、4Kとは何か?と言うところです。4は数字ですよね。では、「K」は何を意味するのか?これは数字の単位のことです。Kとは、1,000の事なんです。ちなみに、Mは、1,000,000です。そして、Tは、1,000,000,000。気付いた人もいると思いますが、Kをキロ、Mをメガ、Tをテラって読んでます。デジカメやパソコンのメモリーなんかで使う単位ですね。
で、4Kは、つまり4,000と言う事ですね。ずばり、4Kとは横 3840 × 縦 2160の解像度のテレビ(ディスプレイ)のことを言います。なんだ、4,000ではないやんと言う方もいると思いますが、まあ、大体って事で(笑)。今はまだ一般的な4K以下のテレビは2K(横 1920 x 縦 1080)の解像度になります。
先ほど言いました、画面の大きさと解像度との関係から言うと40インチの4Kテレビと100インチの2Kテレビだと、40インチの4Kテレビの方が綺麗に見えますね。
そして、4KのテレビではDVDでもBlu-rayでも情報量(ドット)が小さいのでぼやけて見えることになりますね。DVDやBlu-rayを観るのであれば2Kのテレビの解像度で十分という事になります。
・画素数
もう一つついでに、画素数についても書いておきます。これはデジカメなんかで言う言葉ですよね。200万画素とか、1200万画素って言いますよね。これはですね。先ほどまでの解像度の縦のドット数と横のドット数をを掛けて、総ドット数を求めたものです。4Kだと、800万画素になりますね。大体iPhoneとかのスマホのカメラの細かさになりますね。つまり、iPhoneで撮影した動画を綺麗に見るためには4Kのテレビが必要になりますね。
以上、簡単ではありますが、「4K」って何?についてでした。
他に何か質問ある?
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