2005
05.30

冬鳥アビが釣り糸絡まり弱っている

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くちばしに釣り糸が絡まった冬鳥のアビが、下関市豊北町角島の海岸にとどまっている。弱っているため、北帰行できないのではないかとみられている。

 弓矢が野鳥に刺さったなんて言うのはもってのほかな事件だが、釣り糸が絡んでしまうのは、故意ではないにしても、良く聞く話だ。釣り針の付いたままの糸が竿から切れてしまったりして、残ったものだろうか。それにしても、くちばしが開かなくなったりしているのは、かわいそうだ。食事という生命線を奪われるわけで、大変なことだ。
 その後、他の天敵に食べられてしまうのではないかという不安があったが、最近では体力の回復している姿を見られるようになったそうだ。しかし、未だに釣り糸は絡まったままだそうだ。捕獲して対応するということも考えたそうだが、当時の弱った状態では、更に体力を奪ってしまう危険性があったそうで、様子を引き続き観測しているようだ。

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