2013
07.10
07.10
ハート・ロッカー
これが、アカデミー賞受賞の重み?
ジェームズ二等軍曹は爆死した前任者に変わって、イラクでの爆弾処理班ブラボーチームに赴任する。EODと呼ばれる爆弾処理班はイラクにおける多くの死亡原因である”爆弾”を処理するにはなくてはならない存在。不発弾などに簡単な起爆装置をつけたものが至るところにしかけられており、絶えず死と向かい合っている。 モスクに仕掛けられた爆弾、国連施設での大量の爆弾を搭載した不審車両間でのテロリストとの銃撃、砂漠地帯のど真中でのスナイプ合戦、人間爆弾の処理現場・・・。全体を通してのひとつのストーリー展開ではなく、個々の出来事を任務解除されるまでをドキュメンタリータッチで描く。
最後まで緊迫感を維持したままの130分。非常に内容が重いです。スリルではなく狂気。生とか死とかの概念がおそらくは普通ではなくなっている。米国防総省が全面バックアップとのことで本物に近い内容なんでしょう。見えない的の攻撃などに対しては、ライフルのフルオートで引き金を引き続けることはできるが、相手が爆弾じゃ、どうやって冷静を保つんだろうか?
最終的には一旦任務は完了で解除され、家族のもとに帰る主人公ですが、戦場では俺たちが必要と言ってまた戦地に赴きます。最後にテロップが出ますが、このテロップがこの映画のすべてを語ってると思います(オチではないのですが伏せときます)。 。
見入ってしまったが、もう一回は続けて見れそうもない。 たえず登場する爆弾防護服も重そうなので全体的に重く感じる?
気合いれてみてください。あとで『ドラえもん』でも観ないと気分は晴れないかもね。
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