11.14
ノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NC22」
以前から気になっていたノイズを除去できるヘッドフォン。
有名どころではBOSSが高級機を出している。ただし、バスレフ型。いわゆる耳を巨大なスポンジで覆っているタイプ。これからの季節はよいものの、汗かきの僕は夏は耐えられないと思う。
そこで、インイヤータイプで出てくるのを待っていたらソニーが出してきた。それも昨年くらいの話かな。ただし、当時のはでかかった。
と、前置きはこれくらいに、満を持して、大きさ電池の持ち、除去されるレベルが満足できそうな商品が出てきた。なにせ、実売で8,000円を切ります。とうとう買ってしまいました。
ノイズキャンセリングヘッドホン ホワイト MDR-NC22 W
by G-Tools |
■パッケージ
まあ、これは気にしません。縦長の細いケースに入っています。本体の他に、単四電池、耳につっこむパッドの大きさが大、中、小。ちなみに僕の買ったのには、小が2個、中が1個、大が3個入っていました。「あれ~?!中が足りないよ~」って感じだったが、帰りの電車で気づいたので、まあいいかと。以前使っていた、ソニー製のインイヤー用のパッドがそのまま使えたので、再利用。しっかりしてくださいよ!ソニーさん。後は、ソフトケース。
■装着感
インイヤータイプなのでもろに耳に差し込みますので、パッドは丁度よいものをしないと、長時間聞いていると耳が痛くなります。とはいえ、音漏れを防いでノイズを消すので、ちょっときつめです。まあ気になりません。形が複雑な段になっており、耳に差し込む外側のまあ類部分が耳の中の空洞に丁度入り込みます。安定性はこの部分のおかげで、ぶら下げ状態でも平気です。
■操作性
NC22は、音楽が鳴っていなくても、装置をオンオフできます。なので友人は、単なる消音装置としても使えるのではないかと言っていました。確かに。
スイッチは2つしかない。ノイズキャンセルを働かせるオンオフのスイッチと音楽部分の音をカットして外部の音を素通りさせるためのボタンがある。これを押すと、外の音だけをはっきり聞くことも出来る。本体を止める部分はネクタイピンのような形。ワイシャツのボタン部分にもポケット部分にも固定できます。
■音質
音質は、僕はあまり語れません。好みの問題というのもありますしね。音域、音の幅に問題はないと思います。この製品を購入するに当たり、多くのサイトのインプレッションを読みましたが、こればっかりは好みの問題です。僕は低音のどすどすというのが好きですが、それはちょっと足りないようです。ですが問題ないです。大丈夫、大丈夫。
■ノイズキャンセル機能
さて、メインのこの機能ですが、使っていくうちに、すばらしいと感じるでしょう。カタログ的には、全ての音が消えるわけではありません、とか、中低音に効きますとあります。なんてことは、わかりにくいので、率直に。
僕は地上を走るJR線で通勤しています。そこで使っているわけですが、列車のドアの開け閉め、アナウンス、レール連結部を通る音。これらには効果はほとんどありません。じゃあどんな部分?というと、音楽を聴いていて、あまり気にならない音。でも、小さな音をかき消しているような音がかなり消えてくれます。通常のごとんごとんという音。「ゴー」とか「がー」って音。人の声でもざわざわする音。自分の足音。こういった、ノイズキャンセルが効いていることに気づきにくいけれど、この音がしなければヘッドフォンの音を絞れるのになあ~って音が消えてくれます。
面白いところでは、会社の中にある自動販売機の冷蔵音、マシンルームの外に漏れる音。そういうのが消えてくれるんですね。だから、これは「満足の一品」と感じると思いますよ。
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